ライブで無線抱っこスピーカーの使い方、応用編

応用編

基本編では

メインミキサー → 送信機  受信機 → 抱っこスピーカー

という接続順でした

音量コントロールは送信機のボリュームと、抱っこスピーカー本体で行う方式です。



それを音質補正のために、下記のように

メインミキサー → 小型ミキサー → 送信機 〜 受信機 → 抱っこスピーカー

送信機の前に小型ミキサーを繋いで使用する方法があります


わたしが使用しているのはBEHRINGER(ベリンガー)の302USBというミキサーです

何ができるかというと、

  • 低音を増やして、振動を増やす
  • 高音を減らし、うるささを軽減する

ということができます



あと、この組み合わせは、メインミキサーが無くても、ミキサーですので、マイク1本と、スマホやMP3プレーヤーからの伴奏(オケ)を同時に再生することもできます。
講演会やミニライブにおすすめです。


抱っこスピーカーワイヤレスのミキサー部分写真
(使用している様子はこんな感じです)



302USBと送信機_1200x1055 

小型ミキサーから送信機に繋ぐ時には、添付してあるケーブルを使用します

送信機のボリュームダイヤルは10時くらいに固定しておき、
音量はミキサーで操作します。

このような形で抱っこスピーカーを用いたライブを行っています

準備は慣れれば10分ほどで可能です。






ライブで無線抱っこスピーカーを使う方法・基本編

抱っこスピーカーをイベントで体験された人から

どうやって無線で繋いでいるの?


と、聞かれることがありますので、使い方の説明を書いておきます
ちょっと詳しく書きすぎたかもしれません(^_^;)

まずは、

◎ 基本編


technology-1284299_640.jpg 
まずは、こちら、メインミキサー
ここに、マイクやシンセサイザーの音が集まり、音量、音色を整え、
それを会場の大きなスピーカーに送っています


音源を分けてもらいます
メインミキサーを担当しているスタッフに
「抱っこスピーカー用に、メインスピーカーを鳴らしているのと同じ信号のラインをください、モノラル(1本)で大丈夫です」と、伝え、音源をもらいます。
XLRケーブルオス_410x359文字つき
このXLRケーブル(キャノンケーブル)でもらえることが一番多いです
 ※他に、RCAケーブルや、フォンケーブルの場合があります。

送信機に音源を接続します
jtssiem2T.jpg 
音源ケーブルを送信機につなぎます。1本ならINPUT1側(上写真一番左)に、2本なら両側につなぎます。

エンサウンドではB帯(800Mhz帯)を利用した、ワイヤレスインイヤーモニターシステムを活用しております(略してワイヤレスのイヤモニ)。
この送信機1台で同時に多数の受信機に音を送ることができます。

このとき、ボリュームはいきなり大きな音が鳴るのを防ぐために、小さくしておきます

なぜこれ(ワイヤレスのイヤモニ)を使うかというと、
音の遅れがなく、遠くまで電波が届くからです

よく、Bluetoothを使っているんですか?と聞かれますが、
それは3つの理由によってライブでは使えません
・送信機1つにつき、受信機は1つです(2つまで送れるタイプもあります)。抱っこスピーカーの数だけ、送信機が必要になってしまいます
・電波が10mくらいまでしか届きません
・音が遅れて出てきます(これが一番の理由)



ワイヤレスの空き周波数を確認します

混信を防ぐため、必ずしてください。

メインミキサー(音響)のスタッフにB帯のワイヤレスの送受信機の持ち込みを告げます。
 ※場所によっては会場の管理室に問い合せてください。

別のワイヤレスマイク等があるならば、混信を防ぐためB帯の空きチャンネルを教えてもらいます。
 ※空きは無いよといわれたら、使えませんので、どうにか粘ってください。

「B帯(800MHz帯)のワイヤレスは使用されていない」と告げられたら、初期設定のチャンネルで利用できます。
 ※たとえば、「B12を使用してください」と言われれば、送信機と受信機のチャンネルを1番に合わせて使用します(説明書でB〇〇に対応するチャンネル番号を確認します。チャンネル名のB〇〇ではなく、806.125Mhz等、具体的な周波数で告げられる場合もありますが、それも説明書に書いています)

抱っこスピーカーと受信機の電源を入れます

ワイヤレス抱っこスピーカーの中身_400x304 
抱っこスピーカーの紐を緩めるとアンプと受信機があります
それぞれ最大音量にしておきます(右にいっぱいまわす)
(送信機のボリュームが下げられてない時には、音が鳴る場合があります)

それで、アンプと受信機の電源ランプが点灯し、スタンバイ状態になります。

音出しチェックをします
input1.jpg 

いざ、リハーサルの開始
会場のメインスピーカーから音が聞こえていれば、この送信機にも音が届いているはずです
そこで、徐々に送信機のボリューム(上写真)を上げて行きます
 ※いただいた音源ケーブルが1本なら、ボリューム調整は1つのダイヤルでかまいませんが、2本もらっている場合には、2つのダイヤルを同時に行ないます。

ボリュームを上げるつれて、抱っこスピーカーから音が聞こえて来ます。

送信機には付属ケーブルを使って、スマーフォフォンやMP3プレーヤーにも接続ができます。
それを使って、抱っこスピーカーを楽しむことや、サウンドチェックができます


あとは、好みのボリュームで楽しんで下さい



注意点

電波は見通せるところで100mくらいとどきます。

電池の持ち時間は音量を大きくするので、5時間〜10時間程度になります。
  ※家庭でうるさくない程度の電池再生は40時間程度です

電池は、アルカリ電池で1.3v、ニッケル水素充電電池(エネループ)で1.2vを下回るようになると、大音量で音が途切れる(音割れする)ようになります。
ライブ後に再び使用する時には、電池テスターでライブ開始時にはアルカリ電池で1.4v、エネループで1.25v以上あることを確認してから行うようにしてください。

・曲によって、気持ちのよい音量や振動が異なります。
 ボリュームを操作する人はいつでも抱っこスピーカーに触れられるようにしておいてください。

・音が鳴らないとき、音が途切れてしまう時、確認してください
 アンプの後ろにある、電池(単三電池8本)が外れてしまった
 抱っこスピーカーや受信機の電池(単三電池2本)が切れてしまった
 受信機に挿してあるプラグが抜けてしまった
 送信機と受信機のチャンネルが合ってない
 静かな場面だった
 メインスピーカーも鳴ってない
 音源ケーブルに音が来ていない(送信機のボリュームを上げても斜め下にある緑のランプがチカチカしない。よくあります。メインミキサーのスタッフに相談)
 送信機のACアダプターが抜けてしまった。あるいは電源がOFFになっている。

・ときどき雑音が入る
 FM電波の周波数を使用しておりますので、たまにノイズが入ることがあります
 混信している恐れがある場合は、送信機と受信機のチャンネルを変更します



実際の使用例


●ピアノとソプラノ、手話パフォーマンスの会で活用しました

201609抱っこスピーカーとピアノ 

ピアノの音と、ソプラノの歌声を抱っこスピーカーで体感

手話うたパフォーマーふうちゃんのイベントでよく活用しております


●仙台で11月5日に行われた「手が未来を詩う」

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抱っこスピーカーを抱えて聴くとともに響きを味わっています


●愛媛県の特別支援学校で体験会

特別支援学校愛媛キャリアガイド教室IMG_0621 
聞こえる子供たちなのですが、いつもは飽き性ですぐに眠ったり居なくなったりしてしまうのが、ずっと楽しんでいてくれました。
特にマイクを使って先生の声で歌っているときは大反響でした


●谷本光ライブで健聴者に楽しんでもらったとき(2013)




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